ゆっくりでも大丈夫!勉強を覚えるスピードと自信について

2018年11月26日


小学生・中学生の勉強のペースが遅いと理解度も低くなりテストの点数が悪ければ、受験を諦めるきっかけや勉強嫌いになる要因にもなります。福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動している九州家庭教師協会が勉強を覚えるスピードと自信についてお伝えします。
 

覚えるスピードは速い方が良い?

学校の授業や塾で、理解力が高い生徒がいます。
どんな授業も卒なく熟してスゴイと言われるタイプの子です。
そして中には、1ヶ月以上かかっても問題集が終わらないや、物覚えが上手に運ばないお子さんもいます。
 
現代では、勉強のペースが早く覚えられれば、多くの知識を吸収することが出来ると考えられています。半年・1年分を先取りするなど、精神的にも負荷がかかり、無理を承知で学ばせる勉強法を助長させることにもなります。この勉強法が大切とされる風潮も、難関校を受験する親御さんの中にもある様に感じます。しかし、この勉強のペースが早いという点での、焦り過ぎやプレッシャーの掛け過ぎは、勉学において危険ではないでしょうか。まだ精神的に未熟な子供に負荷をかけすぎる勉強法は精神的に追い込む危険性もあると理解しておきましょう。
 

スピードが速いより自信が付く勉強

勉強を学ぶスピードが遅ければ、授業に付いていけなくなったり、勉強を覚えるのが苦手と感じる生徒がいます。勉強において、最初に解答出来れば優秀という判断には繋がりません。たとえ他の人よりも解答するのに時間がかかっても、自身で解答を導き出すことが出来れば確実に力が付いたことへの判断材料にもなります。そして、それができれば自身を卑下する必要もありませんし、解答を導き出せたことに自信を持って良い事です。
 
また、慎重に問題を解くようになれば、ケアレスミスなどのミスも減るため、正確に問題を解けるようになれば、それはコンプレックスではなく、強みです。
しっかりと自分のペースをコントロールすることは大人でも難しいものです。
問題を早く解き、無理して学習能力を高めたとしても、無理が祟れば体を壊す材料にもなります。そして、精神的負荷がかかり過ぎれば、受験うつなどの病気の恐れもあり、症状が出れば受験どころではありません。普通の暮らしすら危ぶまれることにもなります。
 
そのため、自分のペースを他人と比べるのではなく、昨日までの自分を超えることが、自信や勇気が付く勉強でもある事に気付きましょう。一問、一問ミスなく解ける事が制限時間いっぱいだとしても全問解ければ問題ないのです。戦うべきは他人ではなく自分や時間とだけです。その時間も制限時間内に終われば何も問題はありません。
 

最後に

勉強スピードは、人それぞれの努力によっても違いが生じる事でしょう。勉強を覚えるスピードが早いからと言っても、その生徒が万能で簡単に授業の内容を理解しているわけではありません。
しっかりと努力しているからでもあります。そのため、勉強を怠けないで努力したと言えるでしょう。
勉強スピードが遅い子の中には、あきらめて勉強をせずに理解を拒絶してしまうことで、勉強に遅れが出て当然です。そのため、分からないとしても一問ずつ解答出来るように努力することが必要です。勉強は諦めてしまっては前に進めません。一日一問でも解ける様に努力を怠らない事で、自信も得られると覚えておきましょう。
 
プロの家庭教師・九州家庭教師協会は、小学生の公立・私立中学受験の個人勉強から、不登校のお子さんを抱えた親御さんからの勉強の相談・解決も、全面的にサポートいたします。

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