小学生・中学生の受験や勉強法を模索する親御さんもいるでしょう。しかし、勉強はお子さんが自由に遊べる時間もなくストレスを感じる事もあります。本当に大切な取り組み方について、福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動している九州家庭教師協会がお伝えします。
 

親のために勉強をする子供になってしまう

 
受験勉強で成績がアップしない場合に、お子さんの勉強方法や勉強時間を管理するのも親御さんの務めでもあるでしょう。また、参考書や教材に塾などを選び与えるのも親御さんが関わることになります。
 
親御さんからすれば、子供が勉強に積極的な姿勢を見せたり、テストで高得点を取れば、お子さんが嬉しいと感じると同時に、プレッシャーを与えていることもあります。
勉強に打ち込む事で、自分が意欲的に学びたいからではなく、親が喜ぶからといった理由で勉強に打ち込む子供もいます。
確かに勉強を学ぶ上では、この上ない理由にも感じます。しかし、自分の意志で将来の自分の道を描いていないと感じてしまえば、どこかで違和感を感じることになれば勉強に集中が出来なくなるのも特徴です。精神的に揺れ、心が折れて勉強する目的を失ってしまうと、受験どころではありません。
 
また、受験の合格がゴールとなり、進学校で燃え尽き症候群になれば、授業に付いていけなくなるなど、今までには味わったことがない挫折を知り、登校拒否の要因にもなります。親のために勉強をするといった思いではなく、お子さんが将来を考えた進学を見据えることも大切なポイントだと親御さんも理解してあげましょう。
 

ストレスを溜める勉強は控えましょう

 
勉強だろうとスポーツにしろ、早くから取り込む事で成長を促せるといった考えを持つ親御さんもいらっしゃいます。確かに、早くから始める事で有利な立場に立てるかもしれません。
しかし、経験を先に積んだとしても、必ず結果が付いてくるかというのは、その子供の持つ素質によっても変わってきます。
 
例えば、小学生からリトルリーグで野球に打ち込んだとしても、絶対にプロ野球の選手になれる。といった保証はどこにもありません。精神面や肉体的に鍛えることや、チームプレーで協調性を学ぶ場所として、楽しみ切磋琢磨することは良いのですが、無理を続ければ小学生であっても怪我を負い、二度と同じ夢を描くことが出来なくなることもあります。
 
勉強も同様に勉強時間でお子さんを拘束すれば、怪我をすることはありませんが、精神的な面で負担を抱えてしまうこともあります。無理している状態であっても、努力しているお子さんの意欲ある取り組みを見ると、お子さんの変化に親御さんも、なかなか気が付くことが出来ません。そして、お子さんの精神状態の歪みを把握した時には、深刻な状態になるまで進行しているかもしれません。見守る事も必要ですが、健康面やメンタル的な精神の救いは、親御さんが気にかけてあげる事も大切です。
 

最後に

 
勉強は簡単で楽しい物。とは家庭教師でも容易くは言えません。
受験勉強も普段の勉強も、お子さん自身の努力が必要になります。また、夢や希望があり目標を掲げても、必ずしもお子さんや親御さんが求めた結果が出るとは限りません。そして、努力に値するものかを判断するのもお子さんです。
こういった部分を理解せずに、プレッシャーをかけ続ければ勉強嫌いや、挫折にも繋がってしまうと問題です。お子さんに最良な勉強方法を見つけることも大切ですが、何を叶えたいのか。どこがゴールかを見据える事も、最初に考えておくべき計画の一つだと知りましょう。
 
小学生の公立・私立中学受験もお子さんの学力にあったサポート、お子さんが不登校で授業の遅れに悩みをお抱えの親御さんからの勉強の相談・解決も、家庭教師は九州家庭教師協会にお任せください。