しっかりと集中できると、時間を忘れて長時間机に座り、身になる勉強をすることができます。すると、体に漂う疲労感。この精神疲労を上手に解消し、身になる勉強方法を福岡・熊本・佐賀・長崎・鹿児島・宮崎・大分を中心に活動する九州家庭教師協会がご紹介します。
 

肉体的疲労と精神的疲労

 人間の体における疲労とは、肉体的疲労と精神的疲労の2種類に分けられます。体育や部活疲れなどの体を動かすことで受ける疲労は肉体的疲労。テスト勉強疲れや読書など体を動かさず脳に感じる緊張やストレスなどは精神的疲労と言われます。
 
勉強で受ける疲労感を取り除くために睡眠を取るけど、目が覚めても気だるさが残っていたりすることがあります。実は、勉強での疲労感は身体疲労が原因ではないため、睡眠では肉体的疲労の回復にはなりますが、精神疲労は回復してくれません。そのため、精神的に疲れて勉強できない時に重要なのは、ただ身体を休ませるよりも、ストレッチや散歩などのウォーキングといった軽い運動により疲労感が軽くなります。
そのため、長時間机に座り「勉強したなぁー」と、ちょっと疲れたと感じたら、息抜きに外の空気を吸いに出て、リフレッシュすることが勉強の疲れをとる良い方法にもなります。

精神的疲労解消には外出がおすすめ

精神的疲労を取るのに、息抜きとして外出しても何もしないのは勿体ない。そう思いませんか。
精神疲労を解消するために、最適なのはウォーキング。15分から20分以上ウォーキングを続けることで、脳内ホルモンのβエンドルフィンが分泌されます。この脳内ホルモンは、記憶や理解力が強まり、勉強で覚えた内容を記憶しやすくする働きがあるのです。
 
そのため、長時間勉強した時などはウォーキングしながら、頭の中で復習しながら歩くことで、記憶に残る勉強法にもなるのです。また、英語のリスニングといった聞きながら覚える方法も集中力を高める勉強法におすすめ。自然と耳から脳に伝わり強い効果ではありませんが、教科書の記憶と音による記憶をすり合わせる事もできます。
 
もちろん、集中できない時にウォーキングをして脳内にエンドルフィンを分泌させることで、やる気スイッチをオンにする効果があります。そして、βエンドルフィンの効果は3時間~5時間も持続されると言われているので、やる気が起きない時こそ、外で気分転換することで勉強もはかどるといった運びになります。
 

最後に

 
記憶力や集中力を高めるには精神的疲労を解消することが重要となり、ウォーキングなど軽い運動を取り入れる事で、心のリフレッシュだけでなく爽快感を感じ勉強にも集中できるようになります。毎日机の前に座って勉強しているだけでは、お子さんのストレスも溜まってしまいます。小学生や中学生の体力不足は集中力や精神力にも影響を及ぼします。精神的疲労を解消するだけでなく、体力作りも勉強の一環として取り入れ健康的な成長を大切にしてあげましょう。
 
家庭教師・九州家庭教師協会は、小中学生の勉強方法のサポート・アドバイスだけでなく、難関校への目標に向けた個別指導もお子さんに合わせてサポートさせていただきます。