公立高校入試というのは、準備と心構えが必要です。
保護者の方が高校受験をした頃と今の中学生とでは入試のシステムが変更されている可能性が高いですし、県によって大きく高校入試制度が異なるからです。中学3年生になればお子様の中学校から説明があると思いますが、そこから準備をスタートしたのでは少し遅いと考えられます。それならば早くから高校入試情報を収集するために、家庭教師を利用するというのはいかがでしょうか。

各エリアに数多くの家庭教師会社が点在しています。ご家庭にとっては家庭教師の他にも塾へ通うという選択肢もありますので、塾との差別化を図るためには、家庭教師会社がいかに各都道府県の高校入試情報を把握しているかにかかっています。その家庭教師会社の卒業生が多ければ多いほど、入試合格成功パターン・失敗パターンを熟知しています。いわゆる公立高校入試の基礎知識を備えているということに他なりません。

一般入試と推薦入試で大きく変わる公立高校入試のポイント

まずポイントになるのは、お子様が一般入試と推薦入試のどちらを目指すかということ。県によっては一般入試のみというケースがありますので、依頼している家庭教師からその状況についてしっかりと説明を受けるようにしましょう。
一般入試で出題されるテスト内容を的中させるというのは、塾講師であっても家庭教師であっても至難の業ではありますが、受験生当人の苦手分野や苦手科目を減らしておけば、ある程度の対策は可能です。塾よりも家庭教師の方が細かく見てもらえる可能性が高く合格へと一歩近づけます。

次に推薦入試ですが、内申書もしくは調査書のほかに論文や面接そして集団討論といった課題が提示されます。これらは昨年までの出題例を把握しておけば、気持ちにゆとりを持って臨めますし、家庭教師が持つ情報が大いに役立ちます。内申書等については評価割合が決まっているものの、中学校1年・2年生の頃よりしっかりと準備しておく越したことはありません。中学校によっては1・2年生での定期テストや部活動などの評定も内申点に記載され、合否に関わってきます。
中学3年生になってから慌てて家庭教師を依頼するのではなく、少し早いうちから授業を受けておくと安心です。