プロ家庭教師が教える英語「不定詞・動名詞」の勉強のコツ!

皆さんこんにちは!今回から実際の家庭教師の先生に単元のつまづきやすいポイントや効率的な勉強のやり方をこのコラムで教えてもらいます!

一緒に楽しく勉強していきましょう!まずは英語の「不定詞・動名詞」です。

不定詞・動名詞について

この単元では、今までそれぞれの単元の1項目として紹介されていた疑問詞に焦点をあて、2・3年生になっても必ず出題される疑問文に強くなることを目標に学習します。 覚えることが多いので、生徒は敬遠しがちですが、一度覚えてしまえば高校まで使える知識となるのでしっかりおさえましょう。

不定詞とは

この単元では、主に英語の訳し方の幅を学ぶことを目標とします。単元名は不定詞・動名詞ですが、この単元では不定詞に重点を置いて指導する学校がほとんどです。なぜならば、この単元が中学2年生の英語の中で最難関と言っても過言ではないからです。今までは「この単語や熟語はこのように訳す」という一通りの訳し方を学んできました。しかしながら、この単元では更にレベルが上がり、状況や前後の単語に応じて訳し方を変えなければならないのです。

つまり、不定詞とは、その名の通り「訳し方が定まっていない言葉」と言えます。
もちろん 、学習レベルも数段上がるので、ここでつまづく生徒さんは非常に多いです。ポイントを抑えながらしっかり学習しましょう。

不定詞のポイント

不定詞の形は基本的に『to+動詞の原型』です。前述の通り、この形の訳し方はひとつではあ りません。訳し方として大きく3つに分類されます。

副詞的用法:〜するために,〜して
名詞的用法:〜すること
形容詞的用法:〜するための,〜するべき  

この不定詞の訳し方の中で、不定詞が文中のどこに使われているか、前後の単語の品詞などを手がかりにして訳し方を見抜かなければなりません。このように、かなり難しい単元ではありますが、一度理解してしまえば出題傾向は一辺倒な単元でもあるので、周囲のライバルに差をつけやすいとも言えます。

動名詞について

動名詞については、あくまで不定詞を身につけた前提として学習する単元です。不定詞の訳 し方のひとつである名詞的用法と互換性のある表現方法として、一緒の単元内で学習することとなっています。ただ、この動名詞は英会話においてとても私達を助けてくれる文章表現でもあります。
例えば、英語で趣味などを聞かれたときに「音楽を聞くことが好き」や「身体を動かすこと が好き」などと答えたいときに動名詞を用いれば、不定詞よりも遥かに簡単に表現することが出来るのです。今の段階では、動名詞はおまけとして考えても良いとは思いますが、言語として英語を見ると知っておいた方が良い言葉なのです。

不定詞・動名詞まとめ

今回はかなり難しい単元の紹介でした。この単元は、文章で説明出来るほど簡単ではなく、 実際の指導においても、説明を重ね、実践や復習を行い、かなり時間をかけて学習するところ です。
3年生になると更にこの単元を深く掘り下げるので、この単元に躓くと一気に英語に対する苦手意識がついてしまいます。そうならないためにも、どれだけ時間がかかってもいいので、この単元だけはしっかり理解してから次に進むことをおすすめします。